エヴァンゲリオンレーシングがマカオGPのFIA GTワールドカップに挑戦。マーチー・リーがドライブ

 11月7日、ラナ エンタテインメントは、11月17〜19日にマカオ市街地のギア・サーキットで開催される第70回マカオグランプリのFIA GTワールドカップに、人気アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とのプロモーションタイアップにより結成したレーシングチーム『エヴァンゲリオンレーシング』として参戦すると発表した。

 日本国内のレースでも高い人気を博すエヴァンゲリオンレーシングが、長い伝統と格式を誇るマカオグランプリの中でも注目の、GT3世界一決定戦とも言えるFIA GTワールドカップに挑戦することになった。

 今回エヴァンゲリオン初号機をイメージした紫と緑のカラーに彩られる車両はメルセデスAMG GT3エボ。チームはマカオGPでの豊富な経験と実績を持つ中国のトロ・レーシングとなる。このチームは2017年に設立された比較的歴史の浅いチームではあるものの、2019年、2020年にCEC(中国耐久選手権)で年間チャンピオンを獲得している。

 ドライバーは、2019年にスーパーGT GT300クラスで、2023年もスーパー耐久でエヴァカラーのマシンをドライブしたマーチー・リーがふたたびエヴァ号をドライブする。

 エヴァンゲリオンレーシングは、2020年のマカオGTカップにもアウディで参戦しており、このときは3位表彰台を獲得している。今後エヴァンゲリオンレーシングは、アジア諸国でのレースへの参戦に力を入れ、レース車両のミニカー商品化など、アジアを中心に多くの方へ幅広くレースの魅力を発信する活動を行っていく。

 また今回の参戦では、真希波・マリ・イラストリアス役として霧島聖子さんがエヴァンゲリオンレーシングRQとしてマカオ現地に登場。SNS投稿で現地から情報を発信していく。

エヴァンゲリオンレーシング

マカオグランプリ FIA GTワールドカップ参戦体制

エントラント:トロ・レーシング
参戦クラス:FIA GTワールドカップ
車両:メルセデスAMG GT3エボ
車両名:EVA RT TEST TYPE-01 AMG GT3 EVO
ドライバー:マーチー・リー

2023年マカオグランプリのFIA GTワールドカップに参戦するトロ・レーシングのメルセデスAMG GT3
霧島聖子さん

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