中国、卓球選手の帰国措置を解除 日本は混合W杯参加へ協議

 12月に中国で初開催される卓球の混合団体ワールドカップ(W杯)に日本がエントリーせず、反発した中国側が日本のノジマTリーグに所属する中国選手を帰国させた問題で、中国側がこうした報復的な措置を7日までに解除したことが分かった。日本がW杯に参加する方針に転じたためで、中国側も対応を改めたという。関係者が明らかにした。

 混合団体のW杯は国際卓球連盟(ITTF)が8月下旬に新設を発表。世界ランキングポイントが付与されないことなどがネックとなり、日本は参加に必要な男女各3人がそろわず、いったんは中国側に不参加を伝えていた。

© 一般社団法人共同通信社