藤井聡太八冠「来期は永世王位を目指すというシリーズ」王位の就位式後に八冠達成後の新たな目標語る

11月7日午後5時すぎ、「王位」の就位式に出席した将棋の藤井聡太八冠(21)。

八冠達成後の新たな目標は。

藤井八冠の「王位」就位式。

日本将棋連盟の羽生善治会長から就位状を受け取った後、その戦いを振り返りました。

(藤井聡太八冠)
「王位戦では、力戦の将棋が主体となり、序盤から構想の問われる将棋が続きました。その中で形勢を損ねてしまうこともあり、経験のない局面で急所を見極める力がさらに必要なことを痛感した。2日制の長い持ち時間で将棋の難しさと向き合えたことは、今後の糧となる経験だったと思う」

藤井八冠は、ことし愛知県豊田市で開幕した王位戦七番勝負で、挑戦者の佐々木大地七段を4勝1敗で退け、タイトル4連覇を果たし、その後、史上初の八冠を達成しました。

(藤井聡太八冠)
「来期は、永世王位を目指すというシリーズにもなるので、これまでの4期の経験を活かして、さらに内容を良くしていけるように努めたい」

Q八冠になった心境は?
「注目をしてもらえる立場になったのかなと思うので、それに応えたいという気持ちはある」

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