人間は怒ることで、物事を達成しやすくなるという調査結果が出た。新たな研究で、仕事のパフォーマンスや生産性が怒りによって上がることが判明したという。
米国心理学会が1000人以上の人々を対象に、特定の感情が誘発された後、クロスワードパズルやレベルの高いビデオゲームをしてもらう研究を実施。特に怒りの感情がある時に、速い反応やより高い得点など最高のパフォーマンスができることが分かったという。
研究を指導したヘザー・レンチ教授はこう話す。「幸せであることが理想的だと多くの人は信じています。そして幸せを追い求めることが大きな人生のゴールであるとです」
「世俗的、心理学的な観点では、ポジティブな感情がメンタルヘルスやウェルビーイングにとって理想的というのが有力です、しかし過去の研究では、怒りといったネガティブな感情を含め、様々な感情が混ざり合うことで、最良の結果が出ることが示唆されています」
(BANG Media International/よろず~ニュース)