<レスリング>【2023年世界選手権・レビュー(25)】男子グレコローマン72kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

(2023年9月16~24日、セルビア・ベオグラード)


【男子グレコローマン72kg級】
イブラヒム・ガネム(Ghanem, Ibrahim=フランス)

(UWWサイトより)

1995年4月17日生まれ、28歳。エジプト生まれで、2015年から国際舞台へ。2017年アフリカ選手権71kg級で優勝。2020年からフランス国籍。欧州ではなかなか好成績を残せず、2021年世界選手権72kg級は11位。

2022年ドイツ・グランプリ77kg級優勝を機に飛躍。同年の世界選手権72kg級で5位入賞。2023年はザグレブ・オープン(クロアチア)で3位、欧州選手権2位など好成績を続け、世界一へつなげた。

フランスの男子グレコローマンの優勝は、2014年のメロニン・ヌモンビ(85kg級)以来、4人目。フリースタイルと合わせて5人目。


■イブラヒム・ガネムの話「フランスがメダルを獲得するのは、2014年以来で、久しぶりだ。このメダルはとてもうれしい。それは私のため、チームのため、コーチのためで、そしてみんなのためです」


《1回戦~決勝の成績》トーナメント表
決 勝 ○[3-0]Robert Attila FRITSCH(ハンガリー)
準決勝 ○[4-0]Can, Selcuk(トルコ)
3回戦 ○[6-4]Ganizadeh, Ulvi(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[5-1]Kubatov, Stoyan Stoychev(ブルガリア)
1回戦 BYE


【表彰式】

(UWWサイトより)

[2]Fritsch, Robert Attila(ハンガリー)
[3]Can, Selcuk(トルコ)
[3]Arsalan, Ali Feizollah(セルビア)
[5]原田真吾(日本)
[5]Kubatov, Stoyan Stoychev(ブルガリア)

© 公益財団法人日本レスリング協会