藤﨑ゆみあが、12月28日に開幕する「第102回全国高校サッカー選手権大会」の応援マネージャーに就任することが発表。東京・汐留の日本テレビ本社で会見が行われた。
今年7月期に放送された連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された。」（日本テレビ系）でドラマ初出演を果たした藤﨑。19代応援マネージャーへの起用理由について、スポーツ局プロデューサー・山下剛司氏は「今年のキャッチコピーである『ともに全力で』にマッチしていた」と語り、「作品の中では高校1年生らしからぬ大人びた表情が印象的で、感情表現の豊かさを感じさせる俳優さんですが、普段は周りの人々をパッと明るくする笑顔、元気さ、明るさがいっぱいの15歳で、知らないことに対する好奇心、探究心が旺盛で、常に全力で取り組もうとする姿勢が藤﨑さんの魅力だと感じています。高校生の皆さんにとっても心強い応援マネージャーになってくれると思います」と期待を寄せた。
記者が集まる会場に登場した藤﨑。就任が伝えられた瞬間を「とてもうれしかったです。知らせを聞いた時はうそかもしれない、夢だったらどうしようって思って、3日間くらい気持ちを落ち着かせてから家族に報告しました」と振り返り、「『あの有名な方がやっている応援マネージャーだよ！』って言ったら、すごく驚かれて…。『おめでとう！』って言ってくれました」と明かした。加えて「こうやって皆さんの前に出て、カメラの前に立ってようやく実感できた感じがします。とてもうれしいです」と喜びをにじませた。
「全国高校サッカー選手権大会」の応援マネージャーは、堀北真希が初代を務め、以降は新垣結衣、川口春奈、広瀬すず、永野芽郁、清原果耶、森七菜らが就任。その中でも、特に印象に残っているのは第97回大会の清原だという藤﨑は、「高校生の方と一緒にダンスを踊っていた姿が印象的で、その姿がすごく輝いていてカッコいいなって思っていました。（歴代の）皆さんとちゃんと肩を並べられるよう、これからもっと精進していきたいなと思います」と気を引き締める一方で、歴代の応援マネージャーに“ここだけは負けない”というポイントについては「とにかく元気に全力で応援できるところは誰にも負けません！」と意気込んだ。
応援マネージャーは全国の出場校を取材することになる。これには「私は部活動経験がないので、チーム内での絆や、どういう会話をしているのか取材してみたいです。あとはどういう練習を行ってチームが作り上げられるのか、徹底的に知りたい」と目を輝かせ、「試合前の選手の皆さんの表情だったり、覚悟だったりを目の当たりにできる、これ以上ない貴重な機会なので、それらをしっかり見て感じて、取材して皆さんにお伝えできればと思います。3年間、懸命にサッカーに取り組んできた選手の皆さんの思いが知れるんじゃないかと思うので、私も一生懸命学びたいと思います」とコメント。さらに、「どんな選手が中心にいるのか、どんな人が指示を出しているのか。司令塔となるような選手の考えなど、すごく難しいと思うのですが、そういう部分を知れたらより深く一緒に盛り上がれると思うので、これからじっくり調べられたらと思っています」と、早くも“全力ぶり”を見せた。
また、会見前には応援マネージャー恒例のリフティングにも挑戦。4位タイの10回を記録した。「2桁いった！」と喜ぶ一方で、負けず嫌いだという藤﨑は「いいスタートを切れたと思うんですけど、決勝までにはもう少しうまくなりたいです。19代応援マネージャーなので、目標は19回」と目標を掲げた。
最後には「これまで頑張ってきた自分と応援してくださる周りの方々を信じて、最後まで全力で楽しみましょう！ そして、みんなで笑い合い泣き合える、そんな最高な温かい冬を一緒につくりましょう！」と、全国の高校生へメッセージを送った。
「第102回全国高校サッカー選手権大会」の決勝は、2024年1月8日に東京・国立競技場で開催。応援マネージャー関連動画は、高校サッカー公式YouTubeチャンネルなど、公式SNSで順次公開予定となっている。
