メルセデスAMG、最高出力421PSの『CLA45 S 4MATIC+』を刷新。よりスポーティなデザインに

 第2世代となるメルセデス・ベンツのプレミアムCセグメント『CLA』と『CLAシューティングブレーク』の最高峰モデル、メルセデスAMG『CLA45 S 4MATIC+』が新デザインに刷新され、よりシャープな印象を与える前後のライトグラフィックや19インチ鍛造アルミホイールなどを採用。360°カメラシステムやBurmesterサラウンドサウンドシステムも標準装備し、10月30日より発売開始となっている。

 先行して2019年の登場以来となる改良を受けたファミリー同様、エクステリアデザインを刷新するとともに、ナビゲーションシステムを『Sクラス』等に採用している最新世代にアップデートした『CLA45 S 4MATIC+』は、よりシャープな印象を与えるヘッドライトデザインに新デザインのボンネットエンブレムを採用する。

 リヤも同様にLEDコンビネーションランプのデザインを変更し、さらに安定感あるリヤビューを演出する新デザインのディフューザーを装備するなど、従来からのアピールポイントだったスタイリッシュで流麗なエクステリアに一層の磨きが掛けられた。

 さらに脚元でもホイールデザインを刷新し、さらにスポーティさを強調する19インチ鍛造アルミホイールを装着。外装色には新色のハイパーブルーとスペクトラルブルー、ローズゴールドを追加している。

 インテリアでも新たにリムに静電容量式センサーを備えた新世代ステアリングホイールを採用し、一方でセンターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止。よりクリーンで洗練された空間としている。

 機能面でもMBUX AR(Augmented Reality=拡張現実)ナビを採用した最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)や心地良いサウンドを奏でるBurmesterサラウンドサウンドシステム、そしてフロントグリルに左右のドアミラー、リヤライセンスプレート上方に4つの広角・高解像度 カメラを備え、合成処理された周囲の状況をモニターに表示する360°カメラシステムを標準装備とした。

『CLA45 S 4MATIC+』は、よりシャープな印象を与えるヘッドライトデザインに新デザインのボンネットエンブレムを採用。リヤも同様にLEDリヤコンビネーションランプのデザインを変更した

 そして2.0リットル直列4気筒直噴ターボとしてはクラス最高峰の性能を誇る『M139』を搭載し、ツインスクロールターボチャージャーや可変バルブリフトシステムのCAMTRONIC(カムトロニック)を採用し、最高出力421PS(310kW)、最大トルク500Nmを発生する。

 横置きのブロックに対し前方吸気、後方排気としてエンジン搭載位置を下げ、操縦安定性に貢献するだけでなく空力性能にも寄与。ピストンとシリンダーの間に発生する摩擦を低減する特許技術“NANOSLIDE(ナノスライド)”のコーティングを施したライナーを持つブロックはクローズドデッキ構造とし、最大160barの燃焼圧を可能にしている。

 メルセデスAMG謹製の証として、ひとりのマイスターが1基のエンジンを最初から最後まで責任を持って手作業で組み上げる“One man – one engine”の方針で製造されたユニットには、AMGスピードシフトDCTの8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、エグゾーストシステムには自動制御のフラップも装備。選択した6種類のドライブモードに応じて、バランスの取れた音色からドライバーの感性を刺激するモータースポーツ譲りのサウンドまで切り替えが可能となっている。

 4ドアクーペとシューティングブレーク(ワゴンタイプ)ともに右ハンドル仕様となり、価格は1044万~1057万円(税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

新たにリムに静電容量式センサーを備えた新世代ステアリングホイールを採用し、一方でセンターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止。よりクリーンで洗練された空間としている

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