『デッドプール3』に『スター・ウォーズ』のインスピレーション注入!監督明かす「これがジェダイの瞬間だ」

ショーン・レヴィ監督(55)は、監督作『デッドプール3』の重要なシーンのために『スター・ウォーズ』からインスピレーションを得たことを明かした。

監督は賑わった映画館で映画を観ることの素晴らしさを振り返り、公開時には繰り返し見に行ったという1983年の『スター・ウォーズ エピソード6/ ジェダイの帰還』の観客の反応は忘れることはないと回想。ライアン・レイノルズ主演の『デッドプール』シリーズ最新作でも同じようなことをしたいという。

自身の「スター・ウォーズ」映画も開発中であるレヴィ監督は、エスクァイア誌に寄稿したエッセイに綴った。

「『ジェダイの帰還』を見るために何度も劇場に足を運んだ」「皇帝の部屋でルークがダース・ベイダーから隠れているシーンで、『おまえがダークサイドに転向せずとも、妹がすればよい』という言葉で終わるシーンを鮮明に覚えている。客席は完全に静まりかえっていた」

「突然、ベイダーが間違ったボタンを押し、ルークが物陰から叫びながら出てきて、ライトセーバーで戦いに突入するんだ」「あの感じ。観客の40秒間の静寂、そしてそのスペクタクルと感動は、私の眼だけでなく心にも焼き付いている」

そして、『デッドプール3』の撮影現場に戻って、その構成方法のあらゆる要素を熱心に研究したという。「俳優たちのストライキのため製作が中断された『デッドプール3』を今作っている。映画の重要なシーンのために、スタントとアクションチームに『みんな、これがジェダイの瞬間だ』と言ったよ」

「僕はスマホでベイダーとルークのシーンを出して、撮影方法、ブロックの仕方、フレーミング、テンポを研究し直した」「熱心な『スター・ウォーズ』ファンは、僕が数十年前に劇場で見た瞬間にそれにインスパイアされた『デッドプール』のショットが分かるだろう。それは永遠の思い出。宝物だ」 と続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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