アーセナルの冨安が語る両利きの秘訣「子どもの頃、右足にボールがある時には……」

写真:CLセビージャ戦に向けて意気込みを語った冨安 ©Getty Images

アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、現地時間11月8日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節セビージャ戦に向けた前日会見に登壇し、試合に向けての意気込みを語った。

冨安はCLでのプレーについて「僕にとって最大の夢だったから、出場できてうれしい。だからピッチでは精一杯プレーしたいと思っている」とコメント。そのうえで、セビージャ戦に向けて次のように語った。

「我々は明日の試合に集中している。土曜日の試合(プレミアリーグ第11節ニューカッスル戦、0-1で敗北)から立ち直る必要がある。そして我々にとって、ノックアウトステージに進むための大きなチャンスだ。我々にとっては大切な試合だし、セビージャから3ポイントを奪うためにプレーするつもりだ」

アーセナルは今シーズン、7年ぶりのCLを戦っている。冨安はプレミアリーグとCLの両立についても語っている。

「CLとプレミアリーグの両方で対戦するのは簡単なことではないが、それにフィットする必要があるし、両立できるように準備しなければならない。すでに多くの選手がケガで離脱しているからね。僕自身も可能な限り順応し、準備しておく必要がある」

冨安は両足を遜色なく使いこなせるのが特長の一つだが、この能力についても問われ、次のように答えている。

「正直に言うと、両足でプレーするためのトレーニングはしていないんだ。子どもの頃は、右足にボールがあれば右足でプレーし、左足にボールがあれば左足でプレーしていた」

「それは簡単なことではないかもしれないし、僕の役割は試合のたびに変わる。でも、何よりも重要なのはピッチでどう振る舞い、どれだけ試合に勝ちたいか、どれだけ相手を倒したいかという気持ちを見せること。それは変わらない。僕の仕事はピッチで100%の力を出すこと。どのポジションでプレーするかは関係ない」

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