新たな感染症に備え 東京都が4年ぶり訓練

東京都は11月7日、海外で新たな感染症が発生した場合を想定した訓練を行いました。4年ぶりとなる訓練には、新型コロナで得られた知見が多く盛り込まれました。

小池知事:「都も先ほど新型インフルエンザ等対策本部会議を立ち上げました。都民の命と健康を守るため国、区市町村、関係機関と緊密に連携して、全庁が一丸となってこの感染症への対応に万全を期す」

訓練は、海外で重篤な呼吸器疾患の患者が多数発生したことを想定し行われました。都はこれまで感染症に備えた訓練を毎年行っていましたが、新型コロナの影響で中止が続いていたため、約4年ぶりの開催となりました。

今回の訓練では、医療提供体制を確保するため外部機関と連携するよう指示がでるなど、新型コロナへの対応で得た知見が多く盛り込まれていました。

© TOKYO MX