ふるさと納税返礼品に鉄道ファン向け「体験型」 盛岡市が検討

 盛岡市は、ふるさと納税の返礼品に鉄道ファン向けの体験型メニューを加える方針を固めた。JR盛岡支社と連携し、新幹線の連結など「盛岡駅ならでは」の内容を検討し、年内の開始を目指す。米紙ニューヨーク・タイムズの「2023年に行くべき52カ所」に選ばれた効果の継続が課題となる中、一層の誘客と収入増につなげる。

 盛岡駅構内では、こまちとはやぶさの連結・切り離しが行われ、カメラを手にした鉄道ファンが訪れる。他自治体では「一日駅長体験」を返礼品にするケースもあり、さまざまな体験や見学メニューを念頭にJR側と調整を進めている。

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