千葉の浜辺で行われた「FFXIV」新生10周年を祝う花火大会をレポート!海に映る花火の美しさはまるでコスタ・デル・ソルにいるような感覚

11月3日に千葉・県立幕張海浜公園幕張の浜で行われた「ファイナルファンタジーXIV 10th ANNIVERSARY FIREWORKS & MUSIC」のレポートをお届け!

8月26日に大阪・東大阪市花園ラグビー場 特設会場で行われた「ファイナルファンタジーXIV 10th ANNIVERSARY FIREWORKS & MUSIC」。この関東公演が、11月3日に千葉・県立幕張海浜公園幕張の浜で行われた。

■海だ!花火だ!気分はもうコスタ・デル・ソル!

千葉公演は浜辺で行われるということで、会場ではシートが配られていた。シートには「ファイナルファンタジーXIV 10th ANNIVERSARY FIREWORKS & MUSIC」や10周年のロゴマークなどが印刷されており、使うのがもったいないほどクオリティの高いものだった。サイズも荷物を置いてもひとりでゆったり座れるサイズだったのが嬉しい。

会場へ向かうと地面は砂で目の前には海が広がっていた。砂浜に先ほどもらったシートを敷いて鑑賞するというわけだ。観客が「FF14」の話をしているのも相まって、コスタ・デル・ソルに来たような気分になった。

エリアは決まっていたが、席の指定はないのでシートを好きな場所に敷いて鑑賞開始。目の前には海しかないので、今まで観たどんな花火よりもハッキリと観ることができた。ドローンショーではクリスタルやバハムートなどが映し出され、歓声が上がっていた。

「Band:ライズ~機工城アレキサンダー:天動編~」では、アレキサンダーのギミックで止まるかのように花火も打ちあがらず、静かな海の音が聞こえてきた。話もピタッと止まっていたので、会場にはやはりよく訓練された光の戦士たちが来ているようだ。

「月下彼岸花 ~蛮神ツクヨミ討滅戦~」では、彼岸花や半月のような花火が上がり、蛮神ツクヨミ討滅戦のギミックを思い出させた。きっと誰しも一度は白と黒のカウントに翻弄されたことだろう。

「そして世界へ」はこれぞ「FF14」といった音楽と華やかな花火で、まさにフィナーレに相応しいものだった。視界いっぱいに広がる花火と海に映る明かり、心にまで響く音楽は今でも忘れられないほどだ。

ドローンショーでは、ロゴやバハムート、モーグリなどが映し出された。次々とカタチを変えていくドローンに会場からは大きな歓声が上がっていた。

大阪公演はラグビー場で行われたので席に座って観るため、観客同士の距離も近かった。そのため会場の一体感があり、スポーツ鑑賞やライブ鑑賞をしているような気分を味わうことができた。

千葉公演では観客同士の距離もあり、浜辺ということもあって空が広く感じた。そのため、周りの人を気にせずにゆっくりと花火を堪能することができた。同じセットリストであったが、感じ方はこれほどまでに異なるのかと驚いた。毎年観たいと思えるほどだったので、周年記念でなくとも開催されることを期待したい。

なお、この公演は12月3日23:59までアーカイブ配信されているので、ぜひチェックしてほしい。

■セットリスト

1.Answers
2.プレリュード~再誕の煌めき~
3.希望の都
4.天より降りし力
5.過重圧殺!~蛮神タイタン討滅戦~
6.究極幻想
7.DragonSong
8.英傑 ~ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦~
9.Band:ライズ~機工城アレキサンダー:天動編~
10.鬨の声
11.紅の夜更け ~クガネ:昼~
12.龍の尾 ~神龍討滅戦~
13.月下彼岸花 ~蛮神ツクヨミ討滅戦~
14.Shadowbringers
15.tomorrow and tomorrow
16.Band:To the Edge
17.Flow
18.Band:Close in the Distance
19.Endwalker
20.そして世界へ

「ファイナルファンタジーXIV 10th ANNIVERSARY FIREWORKS & MUSIC」公式サイト
https://miraino-hanabi.com/ffxiv/

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