Z世代などを中心に、注目度が急上昇している韓国ファッション。そんな同国のファッションECストア『MUSINSA(ムシンサ)』が11月8日より、「阪急うめだ本店」(大阪市北区)内の4つのイベントスペースをジャックしている。
韓国のファッションECストア『MUSINSA』が関西初上陸
■ 2018年より特集スタート、昨年度より売場を拡大
ユニセックス商品が揃う区画も
コロナ禍を経て生活のなかにSNSが浸透し、それに伴いファッションセンサーは国を超えて広がっている昨今。同百貨店では2018年より『ハローソウル』と題し、韓国ファッションにフォーカスしたイベントを開催しており、当初は1区画での展開だったが、2022年よりエリアを拡大した。
今回の会場となる3階には今春、韓国発のアイウェアブランド「GENTLE MONSTER(ジェントル・モンスター)」が日本初出店を果たしている。同ブランドを取り囲むように、今回は韓国最大級のECストア「ムシンサ」とタッグを組み、合計11ブランドが揃う。
モードブランドが集結する「コトコトステージ31」、若年層をターゲットにする「サムシンググッドスタジオ」と、区画ごとに異なるバイヤーがブランドをセレクト。1万円台のニットやバッグから5万円台のアウターなど、価格帯も幅広い。バッグブランド「STAND OIL」は、本国さながらの豊富なカラーバリエーションでラインアップする。
「ムシンサ」では現在、人気アーティスト「NewJeans」がアンバサダーを務めていることから、会場には撮り下ろしの巨大ポスターも展示しており、オープン初日にはその前で写真撮影を楽しむ客も。
■ まるで韓国の街角? 試着室も抜かりなし
韓国の人気アーティスト「NewJeans」の巨大ポスター
今回は「Mirroring Seoul(ミラーリングソウル)」をテーマに、売場はミラー素材を使ったフォトジェニックな空間に。試着室には韓国の街中をイメージした壁紙が施され、また同国で人気の「レシート型プリンター」も設置し、ショッピングだけでなく韓国カルチャーを体感できるといった点にもこだわったそうだ。
同百貨店のワールドコンテンツ開発担当の姜世求(カン・セグ)さんは、「今韓国でホットなコンテンツを映すということをコンセプトに、また韓国で強いマーケットノウハウを持つ『ムシンサ』とコラボすることで、よりパワーアップし、『体験できる売場』になったと思います。従来のお客さまはもちろん、若い方にも楽しんでいただけたら」とコメント。
同イベントは11月8日から14日までの開催、場所は同百貨店3階「サムシンググッドスタジオ」、コトコトステージ31、プロモーションスペース31・33にて。営業時間は朝10時〜夜8時。