アレックス・ラミレスとダンディ坂野が「ゲッツ」の応戦!

元プロ野球選手のアレックス・ラミレス氏の野球殿堂入りを祝う会が11月7日(火)、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズにて行われた。東京ヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズで活躍後、横浜DeNAベイスターズの監督を務めたアレックス・ラミレスの功績を称えるため、発起人の古田敦也、横浜市の山中竹春市長をはじめ、原辰徳やモデルのすみれ、ダンディ坂野らが祝福に駆けつけた。また、ダンディ坂野の持ちギャグで、ラミレス氏のパフォーマンスとしても定着している『喜んで!ゲッツ!』を二人並んで披露し、会場を盛り上げた。

ラミレス氏は、野球殿堂入りを受けて「ヤクルト、巨人、DeNAの3球団のおかげで、今日こうしてまだ日本にいて、殿堂入りまですることができた。感謝と愛をささげたい」と、現役時代と監督生活を振り返った。

発起人代表であるDeNAの南場智子オーナーからの挨拶では、「ラミレスさんは日本の文化になじもうとしたことが、今日につながっている。ヤクルト時代、古田さんや宮本さんのサポートを得て、原さんのもとで監督の夢を抱き、DeNAでは中畑さんと一緒にチームを明るくしてくれた」とラミレス氏の功績を称えた。

ステージトークでは、禁断のネタである自身の年齢の秘密を披露。「少年野球チームに入るために出生届が必要になり母が提出した。その後すぐ小学校の入学式に行ったら、周りの子どもたちの身長が僕の半分しかなかった。当時の夢はバスケットボール選手」と振り返り、会場を沸かせた。

さらに、会場にはお笑い芸人・ダンディ坂野がサプライズゲストとして登場。いきなり「ラミちゃんは、我が物顔で『ゲッツ』やっていますけど、実は私のなんですよ」と主張。ラミレス氏も「今日は僕のギャグをパクリに来たのか?」と応戦。お互いの「ゲッツ」を披露しあったが、最後はラミレス氏のパフォーマンス『喜んで!ゲッツ!』を二人並んで披露。ラミレス氏は「2001年から色々なパフォーマンスをやってきたが、『ゲッツ』を古田さんから教えてもらってから、今までずっとやっている特別なもの。ダンディさんの存在なくして殿堂入りはありえなかった」と感謝を口にした。

お祝いに駆け付けた前読売ジャイアンツ監督、原辰徳は、ラミレス氏の殿堂入りを祝いつつ、「巨人入団に際して、長嶋茂雄さんの背番号3を要求してきた。それはダメ、私のボスが怒ると説得した。3+2で5になった」と、エピソードを語った。

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