ラジオで高校生が税の大切さ訴え エフエムくらしきで作文朗読へ

スタジオで税の大切さを訴える作文を朗読する生徒たち=7日

 倉敷、総社市内の高校生5人が税について書いた作文を自身で朗読するラジオ番組が16、17日、エフエムくらしきで放送される。暮らしに役立つ税の大切さについて、生徒たちが考えや意見を披露する。

 5人は倉敷商業高3年の竹田翔馬さん(17)と磯崎丈さん(18)、青陵高2年吉富千智さん(17)、古城池高2年眞壁來未さん(16)、総社南高1年福田友菜さん(15)。いずれも国税庁が募集した2023年度「税に関する高校生の作文」で、倉敷税務署長賞に選ばれた。

 7日はエフエムくらしき(倉敷市白楽町)のスタジオで収録があり、5人が一人ずつ朗読。「医療や介護、生活保護を支えている」「緊急車両を税で運用することで、多くの命を救っている」と、それぞれ税の重要性を訴え「SNS(交流サイト)で増税が話題となっているが、自分は未来への投資だと思う」といった意見もあった。

 竹田さんは「初めてのラジオ出演で緊張した。聴いた人が税について考えてくれればうれしい」と話した。

 番組は倉敷税務署が企画。16日は午前7時40分ごろ、17日は午前8時20分ごろに放送される。

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