自民党の神田憲次財務副大臣が税金を繰り返し滞納したり、税理士法に違反したりしているとの疑惑を週刊文春電子版が8日報じた。神田氏は同日、財務省内で記者団に対し「事実じゃないものがある」と述べたが、詳細な説明は避けた。
報道では神田氏が税金を納付しなかったことで、自身が社長を務める会社保有の資産が複数回にわたり差し押さえられたと指摘。また、神田氏は税理士の資格を保有しているが、税理士に義務付けられた研修受講義務を果たしていないとの疑惑を報じた。
財務省内での取材に先立ち、神田氏は国会内で、税理士法違反の疑惑を記者団から問われ「違反ではない」と述べた。
