ネットギア、Inter BEE 2023に出展。発売前の「M4350シリーズ」2製品を特別展示

ネットギアジャパン合同会社は、2023年11月15日~17日まで幕張メッセにて開催される「InterBEE 2023」に出展する(国際展示場ホール2、ブースNo.2303)。

InterBEEとして過去最大の出展スペースとなる本年度のブースでは、ネットギアとして初となるSMPTE ST2110に対応したProAVスイッチ「M4350シリーズ」の新製品2機種を発売前特別展示する。

デモンストレーションでは、AV over IP向けにデザインされたProAVスイッチの特性を活かし、SDVoE、NDI、IPMXなど多様な伝送方式のソリューションを中心に展示する。

急速に増加している映像・音声のIP伝送需要に応えるネットギアのソリューションを間近で体験できる。

主な出展内容

ネットギア初のSMPTE ST2110対応の新製品ProAVスイッチ「M4350シリーズ Phase 2」

2023年10月に発売したProAVスイッチ「M4350シリーズ」に続いてラインナップされている、ネットギア初のSMPTE ST2110に対応した2機種(型番:VSM4320C/XSM4344C)を発売前に特別先行展示する。100Gポートを複数備えながら1Uサイズとコンパクトに設計された新製品を間近で見ることができる。

AV over IPソリューションの中核となるProAVスイッチ「M4350シリーズ」

急速に増加している映像・音声のIP伝送需要に応える形で、1G、2.5G、10Gおよび25Gアップリンク、90WのPoE++対応モデルなど幅広いラインナップを用意し、全モデルにシンプルでわかりやすいAV UIを標準搭載している「M4350シリーズ Phase 1」も展示する。

世の中のAV機器はDante、NDI、AVB、Q-SYS、SDVoEなどメーカーごとに異なる映像・音声フォーマット(伝送方式)を採用している。マルチベンダーのAV機器を統合したAV over IPシステムを構築するには、接続する機器ごとに伝送方式を指定する他、VLANやマルチキャスト、QoSの設定など大変な手間がかかった。ネットギアのAV UIであれば、マウスのクリック操作でポートごとに伝送方式を割り当てることが可能になる。これにより、ネットワークの専門知識がない方でも挿せば繋がるAV over IPソリューションを実現する。

このほか複数のProAVスイッチを横断的に一括管理ができるソフトウェア「ENGAGE」も実際に体感できる。

PTZカメラと接続し、5G通信を実現するモバイルルーター「M6 Pro」

前モデルのAC797以来、ネットギアとして約4年ぶりのSIMフリーモバイルルーター新製品。屋外での高速通信を実現する合計最大8Gbpsの5Gインターネットをフル活用できる。

本体には2.8インチフルカラータッチスクリーンを搭載しており、日本語化された直感的なUIとなっている。また、2.5GマルチギガポートおよびUSB Type-Cポートを搭載し、別売のLANケーブルを使用した有線接続だけでなく、USB Type-Cケーブルを使用した最大5Gbpsの高速通信も可能。

4K/8K PTZカメラなどのデバイスに接続して5Gの通信機能を持たせることが可能なため、スタジアムや野外のイベント会場、オフィスや工場など様々なシチュエーションにおいて幅広く活躍するという。

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