ジャーナリスト41人が死亡 イスラエルとハマス戦闘で

 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は8日までに、イスラエル軍とパレスチナのイスラム組織ハマスの戦闘により41人のジャーナリストが死亡したと明らかにした。36人はイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃で死亡したパレスチナ人で、うち10人は取材活動中に犠牲になったという。

 RSFは「イスラエル当局はジャーナリストを標的にしていないと繰り返し主張するが、ジャーナリスト保護に無関心であることを隠そうともしない」と非難した上で「ガザに安全な場所はない」と指摘した。

 10月7日のハマスによるイスラエルへの奇襲で4人のイスラエル人ジャーナリストが死亡した。

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