愛知県内にある中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が、枯れていた問題。愛知県は、請求していた原状回復のための費用が、全額納付されたと明らかにしました。
この問題は、「ビッグモーター西尾店」の店舗前の街路樹が、2018年度から昨年度にかけて不自然に枯れていたもので、愛知県がことし7月に土壌調査を行った結果、除草剤などの成分が検出されました。
これを受けて県は、11月1日にビッグモーターに対し、原状回復などにかかる費用として、128万7000円の支払いを求める費用負担命令を出していましたが、7日に全額納付されていることを確認したということです。
この復旧費用には、街路樹や土の入れ替えにかかる費用の他、土壌調査にかかった費用などが含まれています。
県は、来年1月ごろに復旧工事を実施する予定で「今回の納付を受けて、すみやかに復旧工事の準備を進めたい」とコメントしています。
