安全確保へ「移行期間も」 米国務長官、ガザ情勢巡り

記者会見するブリンケン米国務長官=8日午後、東京都港区

 ブリンケン米国務長官は8日、東京都内で記者会見した。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、戦闘終結後のイスラエルによる再占領に反対する立場を強調しつつも、安全を確保するためには、イスラエル側が一時的にガザを管理する「移行期間が現実的には必要になるかもしれない」と述べた。

 ガザをハマスが支配すればテロが繰り返される可能性があると指摘。イスラエル側からは「再占領の意思はないと聞いている」と強調した上で、安全を守る仕組みの確立には、イスラエルによる一定期間の管理もあり得るとの認識を示した。(共同)

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