バイエルンのトーマス・トゥヘル監督がチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ突破に向け意気込んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。
4日に行われたブンデスリーガ第10節のドルトムント戦で4-0の大勝を飾り、今シーズンのリーグ戦成績を8勝2分けとしたバイエルン。CLでも好調を維持しており、グループステージ第3節を終えた時点で3戦全勝、グループA首位に立っている。
そんなバイエルンはCLのグループステージにおいて37試合無敗を継続しており、直近16試合はなんと全勝中。8日に臨むCLグループA第4節ガラタサライ戦でこの無敗記録を伸ばすことができれば、今シーズンのグループステージ突破が早くも決まる。
試合の前日記者会見に出席したトゥヘル監督は、今回のガラタサライ戦で決勝トーナメント進出を決めるつもりとコメントを残している。
「もちろん、それ(決勝トーナメント進出)が我々の願いだ」
「グループステージはいつだって超難関だ。突破すれば大きな自信になるし、大きな肯定材料にもなる。明日に全神経を集中させているし、ハードワークになるだろう」
また、トゥヘル監督はドルトムント戦で見せた良い部分をガラタサライ戦でも続けたいと語り、勝利のために他にも意識すべき点を挙げた。
「ドルトムント戦の良かったところをピッチに持ち込みたい。スピードや攻撃的なプレーといった部分だ」
「直近のリーグ戦やチャンピオンズリーグで見せたようなベストの状態でまた臨まなければならない。ボールを持ったらたくさん動き、トランジションでは良い判断を下す必要がある。集中力のある互角の試合を期待しているし、それを楽しみにしている」