【フィリピン】メラルコ、SPエナジー買収は年内完了[公益]

フィリピンの配電最大手マニラ電力(メラルコ)は、太陽光発電会社SPニュー・エナジー(SPNEC)の買収を年内に完了する見通しだ。メラルコが地元紙の報道を認める形で8日発表した。

マヌエル・パンギリナン会長兼最高経営責任者(CEO)は、SPニュー・エナジーが計画している出力60万キロワットの太陽光発電事業を2026年1~3月に稼働させるため、今年中の買収完了を目指していると話した。

メラルコは先月、発電子会社メラルコ・パワージェン(Mジェン)を通じ、SPニュー・エナジーを159億ペソ(約427億円)で買収すると発表した。買収後は北部ルソン島で発電容量計350万キロワットの太陽光発電所、蓄電量400万キロワット時の蓄電システムの整備を加速させる。

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