NY株8日ぶり反落40ドル安 利益確定売りが優勢

ニューヨーク証券取引所(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は8営業日ぶりに反落し、前日比40.33ドル安の3万4112.27ドルで取引を終えた。前日までの上昇を受けて市場の過熱感が意識され、利益確定の売りが優勢となった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止観測を背景に前日までの7営業日では計1730ドル超上昇していた。8日は持ち高調整の売りが出たが、下値は限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は9営業日続伸し、10.55ポイント高の1万3650.41。

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