「裏切り者は殺せ!」ドニー・イェン演じる“孤高のヒーロー”が暴れまくる『シャクラ』予告編&場面写真

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宇宙最強の異名を持ち、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』では、キアヌ・リーブス演じる主人公ジョン・ウィックの旧友であり、最大の敵となる盲目の達人ケインを演じるなど、ハリウッドでも唯一無二の存在感をみせるドニー・イェン。彼が製作・監督・主演を務め、香港をはじめマレーシア、シンガポールなどで2023年旧正月に公開され大きな話題となった武侠アクション大作『シャクラ』が、2024年1月5日(金)より公開される。このたび、ドニー・イェンの日本語版吹替や、『鬼滅の刃』鱗滝左近次役などでお馴染みの声優・大塚芳忠がナレーションを担当した日本版予告編と、場面写真が一挙解禁となった。

ドニー・イェンが挑むアクション映画の新境地

宋代の中国。丐幇(かいほう)の幇主・喬峯(ドニー・イェン)は誰からも慕われる英雄的な存在だった。だがある日、何者かに副幇の馬大元が殺害され、その犯人に仕立て上げられてしまう。しかも、自分が漢民族ではなく契丹人であるという出自まで明かされ丐幇を追放される。自らを陥れた人間を探し出し、さらに自身の出生の真実をつきとめるため喬峯は旅にでる。しかし、彼の行く手には更なる罠が仕掛けられていた。武林最強の技「降龍十八掌」を使い、襲い来る刺客たちをなぎ倒す喬峯。果たして彼は黒幕を突き止め復讐を果たすことが出来るのか!?

香港を代表する武侠小説家・金庸(きんよう)の長編小説「天龍八部」。金庸の熱烈なファンであるドニー・イェンは、長年の蓄積による知識と敬愛により、「天龍八部」の4人の武芸者のひとり、主人公・喬峯(きょうほう)を自分にしか演じられない人物に仕上げた。それは、パワフルでスタイリッシュに、絶えず闘い続ける無敵の武芸者。剣術、打狗棒、そして拳という3要素の闘いを中心にした、ハイスピードかつ鍛錬の賜物の技が終始繰り広げられ、スクリーンを圧倒する。それを支えるアクション監督は、ドニーの盟友・谷垣健治。さらに、ドニー映画ではお馴染みの役者たちが多数出演し、あらゆる空間を縦横無尽に駆け巡りながら闘う武芸者たちの凄技を実現させた。

ドニー・イェン演じる“孤高のヒーロー”が暴れまくる

予告編は、初っ端からドニー・イェンの超絶アクションに圧倒され、予告ナレーションを担当した声優・大塚芳忠のテンションもMAX。

身に覚えのない仲間殺しの罪を着せられ「俺は誰も殺してない」と訴える喬峯(ドニー・イェン)。しかし「裏切り者は殺せ!」と息巻くかつての仲間たちを前に、失われた誇りを取り戻すため、一対多勢の壮絶な戦いを挑んでいく。「降龍十八掌」の使い手である喬峯が繰り出す拳や気功の大迫力、そして凄まじい剣アクションは瞬き厳禁。還暦を迎えても留まることを知らず進化し続けるドニー・イェンと盟友のアクション監督・谷垣健治。この最強タッグが放つ、魂を揺さぶる復讐劇の行方はぜひスクリーンで。

場面写真からは、喬峯と敵対する慕容復(ぼようふく)を演じたウー・ユエや、喬峯が絆を深めていく女性 阿朱(あしゅ)を演じたチェン・ユーチーとの場面もあり、悲恋の予感も。ほかにも、阿紫(あし)役のリウ・ヤースー、阮星竹(げんせいちく)役のカラ・ワイ、段正淳(だんせいじゅん)役のチョン・シウファイ、馬夫人(まふじん)役のグレース・ウォンなど豪華俳優陣が、運命に翻弄される壮大な物語を紡ぎ出していく。

本作で、総監督・主演・プロデューサーと、1人3役を務めたドニー・イェンは、金庸の「天龍八部」を原作に選んだ理由を、「単に金庸が好きだったから」と語りつつ「『イップ・マン』シリーズ4作品に出演したことで私を知る人が増えたが、いつまでもイップ・マンの成功に留まるつもりはないので、新たな挑戦をしたかった」と振り返る。

さらに、「武俠映画は中国人のみならず、世界中の人々に中国文化の厚みを観てもらえる作品になり得る。現在、ハリウッド発のヒーローアクションものが映画界を席捲しているが、中国独自のヒーローの存在を知ってもらい、武俠映画の新たな高みを創り出したいと考えた」と熱弁。宇宙最強のドニー・イェンが全身全霊で挑んだ“新たな挑戦”が、2024年の幕開けを熱く飾る。

『シャクラ』は2024年1月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

ドニー・イェン主演『スーパーティーチャー 熱血格闘』『アイスマン 超空の戦士』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2023年12月放送

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