サッリ監督がデルビー前に舌戦仕掛ける…日程面の不公平主張するローマに「彼らは木曜に一種の“親善試合”を戦う…」

デルビー前に舌戦仕掛けるサッリ監督[写真:Getty Images]

ラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、今週末のデルビー・デッラ・カピターレを前に舌戦を仕掛けた。『romapress』が伝えている。

現在、10位のラツィオは、12日に行われるセリエA第12節で1ポイント差で7位に位置するローマとの重要なデルビーに臨む。

この大一番に向けて敵将ジョゼ・モウリーニョ監督は、7日にラツィオがホームでチャンピオンズリーグ(CL)を戦い、自分たちが9日にアウェイでヨーロッパリーグ(EL)を戦うことに関して日程面の不公平さを主張していた。

この主張に対して、サッリ監督は1-0で勝利したフェイエノールト戦後の会見の場で反論。スラビア・プラハ戦は「一種の親善試合」とELを揶揄するような表現で宿敵を挑発した。

「ローマは木曜日に一種の“親善試合”を行う可能性がある」

「一方、今夜我々はピッチ上で本物の闘いを戦った」

「もちろん、ラツィオとローマの両チームがヨーロッパでプレーする週デルビーを開催するのが賢明なのかと問われれば、レガ・セリエA側としてはそれが最も賢明な選択ではないと思う」

「おそらく彼らはデルビーが何であるかを理解していない。フットボールに縁のない者がいるようにも思えるし、別のやり方もあったかもしれない」

「しかし真実は、ローマはチームのほとんどを温存して休ませる余裕のある試合をしているということだ」

ラツィオはここ数年ELを戦っており、サッリ監督は決して同大会を軽視しているわけではないと思われるが、一連の発言はスラビア・プラハに対しても失礼な表現となっており、今後のモウリーニョ監督のリアクションを含めてさらなる舌戦に発展しそうだ。

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