AIキャラクターが家電を制御…SHARPとベンチャーが“家事を手伝うAI×IoT”共同開発

商談展示イベントでも積極的に出展する「Gatebox」(CEATEC 2023/編集部撮影)

シャープは8日、AI技術・IoTなどを活用して自社家電を制御し家事を手伝うデモストレーションをキャラクター召喚デバイス「Gatebox」などを手掛けるGatebox社との共同開発で制作したと発表した。

11月10日(金)〜12日(土)まで東京ビッグサイトにて開催されるシャープ創業111周年記念の単独技術展示イベント「SHARP Tech-Day」にて展示される。

シャープは、急速に進化する生成AIを自然な形で、より簡単に、素早く生活に溶け込んで利用できるようになる「エッジAI」の開発を推進しており、こうした「エッジAI」とGateboxのキャラクター召喚装置「Gatebox」が連携することで、AIパートナーがシャープ家電を制御できるようになったと説明。

GateboxのAIパートナー・逢妻ヒカリは、OpenAI社のチャットAIツール「ChatGPT」と連携しており、個性豊かな感情表現と、会話生成による音声対話を強みとしており、先日開催の商談展示会にも出展していた。

今回のデモンストレーションでは、人に相談するようにAIパートナーに気さくに話しかけると、AIパートナーがウォーターオーブン「ヘルシオ」や、空気清浄機などを操作することで、一人暮らしの生活を手助けしてくれるほか、会話内容に応じたおすすめレシピや相談内容に応じた利用法など、AIパートナーからも自発的に提案や会話も可能だという。

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