17歳逮捕、22歳も…店長が接客中に「強盗だ、奥に行け」ショーケース破壊、ブランド品を強奪 その場にいなかった23歳も逮捕、指示役に17歳を紹介していた 以前から知り合いだった23歳と17歳どんな関係

質店強盗、新たに1人を容疑で逮捕=越谷市

 今年8月、埼玉県越谷市の質店に押し入った男2人が逮捕された強盗事件で、県警捜査1課と越谷署は8日、建造物侵入と強盗の疑いで、群馬県伊勢崎市宮子町、自称自営業の男(23)を共犯者として新たに逮捕した。同容疑者は犯行現場にはおらず、実行犯の会社員の少年(17)を指示役に紹介した仲介役とみられている。

 逮捕容疑は共謀し、8月12日午後2時過ぎ、越谷市七左町1丁目の質店に客を装い侵入。店内で接客していた50代の男性店長らに包丁のような物を突き付け、「強盗だ、奥に行け」などと脅し、ショーケースをハンマーのような工具で破壊してブランド品の腕時計など41点(計1115万9300円相当)を奪った疑い。県警は認否を明らかにしていない。

 県警はこれまでに実行役として、少年のほか男(22)=建造物侵入と強盗罪で起訴=を逮捕。2人の供述などから23歳男の関与を特定した。23歳男と少年は仕事関係で知り合い、交流サイト(SNS)でやりとりをしていたとみられている。

 県警は押収したスマートフォンを解析するなどして、指示役についても捜査している。

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