絶滅危惧種に指定 クロツラヘラサギ公開(江戸川区自然動物園)

絶滅危惧種に指定されているクロツラヘラサギの一般公開が、11月7日から江戸川区で始まりました。

「江戸川区自然動物園」で公開されたのは、スプーンのような長いくちばしが特徴のロツラヘラサギです。

クロツラヘラサギは絶滅危惧種に指定されていて、現在、国内では12の施設で120羽が飼育されています。

12月~3月には区内にも飛来する姿が見られることから、この動物園では、いずれは繁殖も考えて今回、多摩動物公園から無償で譲渡されたということです。

園によりますと、クロツラヘラサギの飼育は今回が初めてですが、オス2羽とメス2羽の合わせて4羽の健康状態は、良好だということです。

江戸川区自然動物園 磯部さん:「江戸川区民の方も意外に、クロツラヘラサギが葛西にやって来るというのを知らない方が多いので、江戸川区の自然の豊かさを実感してもらえたらなと思っています」

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