岩手県交通(盛岡市、本田一彦社長)は12月1日、盛岡市と滝沢市を結ぶ滝沢営業所管内の路線バス計4路線のダイヤを改正する。慢性的な乗務員不足に伴い、平日ダイヤ10便と土曜の便の一部を減らす。来年4月から運転手の時間外労働に上限を設ける「2024年問題」で人員不足が深刻化する恐れがあり、状況次第でさらなる減便も検討する。
平日ダイヤの減便は、青山町線(滝沢営業所―盛岡バスセンター)とみたけ東線(岩手牧場前―同センター)、滝沢イオンモール盛岡線(同営業所―イオンモール盛岡)の3路線が対象。利用が少ない時間帯を中心に各2~4便減らす。
土曜ダイヤは、南青山町線(同営業所から天昌寺町などを経由し、同センターへ)の32便の運行を取りやめるほか、青山町線の滝沢アメニティタウン発着便も減便し、土日祝日は全便運休となる。
改正後の運行時刻は同社ホームページ(HP)で確認できる。