社会貢献活動をたたえる「輝くとちぎづくり表彰」

 地域の課題解決に向けて社会貢献活動に取り組む団体に贈られる表彰が、11月8日に栃木県庁で行われました。

 「輝くとちぎづくり表彰」は、NPOやボランティア団体などが地域の課題解決のために行う社会貢献活動を表彰するものです。最優秀賞と優秀賞を受賞した4つの取り組みの代表者に、北村一郎副知事から表彰状が手渡されました。

 今年度(2023年度)の最優秀賞には、10の団体が協力して宇都宮市で行っている子どもの居場所づくりの取り組みが選ばれました。この取り組みは子ども食堂や子ども向けのイベントなどを通して、子どもの居場所を作ると同時にフードロスの削減にも貢献しています。

 また優秀賞には、真岡市で老人の孤立を防ぐための活動や、荒れた里山を復元して保全する活動、それに小山市の災害支援につながるネットワークづくりの3つの取り組みが選ばれ、それぞれに関わる7つの団体が表彰されました。

 選考委員会の内貴滋委員長は講評で「いずれも熱意に溢れて他の団体の模範になる取り組みだった」と話しました。

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