立冬を迎えた8日、青森県弘前市の桜大通りで夏のシンボル・ヒマワリが大輪の花を咲かせている。
ヒマワリは十数本並ぶ街路樹の根元に、それぞれ10~20本ほど植えられている。ほとんどは枯れてしまっているが、その中の数本は黄色い花びらを残したまま。この日、市内の最高気温は11.5度。上着を羽織って通りがかる人たちは季節外れの黄色い花に驚き、写真を撮る人もいた。
近くに住む萩野タカ子さん(75)は「すっかり肌寒くなったのに咲いていて驚いている。けなげに上を向いて、みんなを励ましているように見える」と話した。