「所持した大麻か?もう要らないか?」「はい」大麻所持の罪に問われたバルコム前社長(38)の初公判  「場所を確認中」と認否留保 弁護側は情状酌量求める方針

広島市の商業施設で大麻を所持した罪に問われているバルコム前社長の初公判が広島地裁でありました。

起訴状などによりますと、バルコムの前社長・山坂哲大被告は、9月6日、広島市中区紙屋町にあるショッピングモールで、大麻である植物片およそ0.137グラムを所持したとして、大麻取締法違反の罪に問われています。

9日の初公判で山坂被告は証拠品の大麻を検察側に示され、「所持していた大麻に間違いないか?もう要らないか?」と問われると、いずれも「はい」と答えました。一方、起訴内容については、大麻を所持していた場所を検察側と確認中だとして、認否を留保しました。山坂被告の弁護側は報道陣の取材に対し、「事実関係は争わないが、情状酌量を求めていく」としています。

© 株式会社中国放送