阪神タイガースから育成2位指名された白鴎大・福島圭音選手 球団関係者があいさつに

 先月(10月)26日に行われたプロ野球ドラフト会議で、阪神タイガースから育成2位で指名された白鴎大学の福島圭音選手が8日、小山市のキャンパスで球団関係者から指名のあいさつを受けました。

 白鴎大学の福島圭音選手と藤田慎二監督は8日、大学の本キャンパスで38年ぶりに日本一となった阪神タイガースの球団関係者と面会し指名のあいさつを受けました。阪神タイガースの畑山俊二統括スカウトから「走攻守、三拍子そろった選手。持ち前のハングリーさを発揮して支配下登録を勝ち取ってほしい」と期待を寄せました。

 野球を始めた小学3年生の頃から父親譲りの阪神ファンという福島選手。憧れの選手のグッズは今も実家に飾られているといいます。50m走のタイムは5.8秒、1塁への到達スピードは3.8秒の俊足を活かして春の関甲新学生リーグでは盗塁の数が20とリーグの記録を塗り替えました。また、シェアなバッティングが特長でリーグでは首位打者や最多安打も獲得しています。

 また、阪神タイガースの不動の4番で大学の先輩でもある大山悠輔選手からは、ドラフト指名後に「おめでとう」と祝福されたことを明かしました。

 会見後、球団関係者から岡田彰布監督のサインが入ったドラフト会議当日のIDパスを受け取り、福島選手は次なるステップに向けて闘志を燃やします。

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