神田憲次財務副大臣 国会で税金滞納と差し押さえの事実認める「職務の遂行に全力を傾注」と続投宣言

愛知5区選出の衆議院議員、神田憲次(かんだ けんじ)財務副大臣が税金の滞納を繰り返していたとされる問題で、神田副大臣は11月9日、「滞納は事実」と認めて謝罪しました。

(神田憲次財務副大臣)
「税金の滞納により、市税事務所から差し押さえを受けたことがあるのは事実です。この点においては深く反省しをいたしております」

神田財務副大臣は9日、国会でこのように述べたうえで、税金の滞納の詳細については「事実関係の精査を進めている」と述べ明言を避けました。

関係者などによりますと神田副大臣は税金の滞納を繰り返し、名古屋市中区の自社ビルを4回差し押さえられていたということです。

神田副大臣は税理士で、「滞納が、私の前の職制上も非常に恥ずべきこと」と述べました。

そのうえで、自身の進退については「引き続き職務の遂行に全力を傾注する」と話し、続投する意向を示しました。

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