阪急梅田駅、23日で移設50年 約40万人が利用、私鉄最大級

大阪梅田駅に到着した50周年記念ヘッドマークを付けた電車=1日

 阪急電鉄が大阪梅田駅を現在のJR大阪駅北側(大阪市北区)に移設してから23日で50年となる。京都線、神戸線、宝塚線の9線10ホームがある私鉄最大級のターミナル駅で、通勤・通学客や観光客ら1日当たり約40万人が利用する。同社は30日まで各種記念イベントを開催する。

 大阪梅田駅は1910年、前身の箕面有馬電気軌道の始発駅としてJR大阪駅南側に開業。高度経済成長期に利用客が増え、駅の規模を拡大するため73年に約250m北への移設を完了させた。

 11月1日朝、50周年記念のヘッドマークを付けた電車がホームに到着すると、利用客らが写真を撮っていた。各線で1編成ずつ30日まで運行する。

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