CL未勝利で最下位のセビージャ、指揮官はダービーでの挽回期す 「頭を下げるわけにはいかない」

ダービーでの立て直しを誓ったアロンソ監督[写真:Getty Images]

セビージャのディエゴ・アロンソ監督がアーセナル戦の敗北を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

今シーズンは序盤からつまずき、チャンピオンズリーグ(CL)も3試合未勝利だったセビージャ。8日にはCLグループB第4節でアーセナルとのアウェイゲームに臨んだ。

10月からチームの指揮をとっているアロンソ監督は、1-1のドローで終えた直近のセルタ戦からメンバーを8人変更。ホームで敗れたアーセナルに敵地でリベンジを果たすべくこの一戦に臨んだが、結果的には0-2の敗戦を喫し、CL初勝利はまたもお預けとなり、グループステージ突破が厳しい状況となった。

試合を振り返ったアロンソ監督はプラン通りにいかなかった内容を悔やみつつ、12日に行われるラ・リーガ第13節のレアル・ベティス戦に早くも目を向けた。

「試合に向けて考えていたプランを実行できなかった。相手の方が優れていた。自分たちの深いエリアでボールを回収する機会が多すぎたし、相手のゴールが非常に遠かった。目指していたゲームからはかけ離れていた」

「状況が好転するかもしれない日曜日の(アンダルシア・)ダービーという大きなチャンスがあるから、ここで頭を下げるわけにはいかない」

また、アロンソ監督は先発起用したDFフアンル・サンチェスとDFキケ・サラスの両サイドバックに言及。若き2人がこの経験を今後に活かしていくことに期待した。

「彼らにとっては難しい試合だった。しかし、彼らは経験を積み、大きな舞台でプレーした。彼らの成長に役立つことは間違いない」

「若い選手は重要な試合でプレーすることや逆境に置かれることによって自信が得られる。そうやって彼らは成長していくし、クラブにとって重要な選手になっていく」

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