【ビルボード】グローバルチャート(国別)にアメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイ追加 米津玄師/King Gnu/藤井 風/imaseが首位に

世界各国でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Japan Songs(国別チャート)”。今週よりアメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイの発表がスタートした(集計期間:2023年10月27日~11月2日)。

今週、アメリカは米津玄師「KICK BACK」が首位を獲得。同曲は2022年10月12日にデジタルリリースされ、2023年10月26日には米レコード協会(RIAA)よりゴールド認定(※)を受けた。また18位には、2000年に結成されたスリーピースバンド=Lampの「ゆめうつつ」がチャートイン。同曲はTikTokで日常VlogのBGM等で人気を集めており、南アフリカでもトップ30にチャートインしている。

※アメリカ国内で50万ユニットを記録した楽曲に贈られる認定。楽曲における1ユニットは、デジタル・シングル1枚、または150回のオーディオ・ストリーミンおよびビデオ・ストリーミングに相当する。

◎Japan Songs (アメリカ) トップ10
1位「KICK BACK」米津玄師
2位「SPECIALZ」King Gnu
3位「アイドル」YOASOBI
4位「青のすみか」キタニタツヤ
5位「死ぬのがいいわ」藤井 風
6位「少女A」椎名もた
7位「PUPPET SHOW」XG
8位「夜に駆ける」YOASOBI
9位「真夜中のドア~stay with me」松原みき
10位「唱」Ado

ブラジルでは、King Gnu「SPECIALZ」が1位に。また3位に「PUPPET SHOW」がチャートインしているXGは、トップ20に計6曲を送り込んだ。

◎Japan Songs (ブラジル) トップ10
1位「SPECIALZ」King Gnu
2位「少女A」椎名もた
3位「PUPPET SHOW」XG
4位「死ぬのがいいわ」藤井 風
5位「The Lazy Song」DJ HASEBE
6位「青のすみか」キタニタツヤ
7位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
8位「KICK BACK」米津玄師
9位「真夜中のドア~stay with me」松原みき
10位「廻廻奇譚」Eve

南アフリカは、藤井 風「死ぬのがいいわ」がトップに輝いた。上位には久石譲「人生のメリーゴーランド」など、サウンドトラックやインストゥルメンタルが多くチャートインしている。なかでも日向敏文「リフレクションズ」は、1986年にリリースされた楽曲だが、TikTokをきっかけに世界各国で支持を集めている。

◎Japan Songs (南アフリカ) トップ10
1位「死ぬのがいいわ」藤井 風
2位「SPECIALZ」King Gnu
3位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ
4位「The Lazy Song」DJ HASEBE
5位「アイドル」YOASOBI
6位「KICK BACK」米津玄師
7位「PUPPET SHOW」XG
8位「少女A」椎名もた
9位「真夜中のドア~stay with me」松原みき
10位「人生のメリーゴーランド」久石譲

タイは、imase「NIGHT DANCER」が首位に。続く2位には「死ぬのがいいわ」、3位には「まつり」と藤井 風の楽曲が並んだ。そして8位には、なとり「Overdose」がチャートイン。なとりは12月20日に同曲を収録したアルバム『劇場』をリリース予定で、今後のチャートアクションにも注目だ。

◎Japan Songs (タイ) トップ10
1位「NIGHT DANCER」imase
2位「死ぬのがいいわ」藤井 風
3位「まつり」藤井 風
4位「アイドル」YOASOBI
5位「青のすみか」キタニタツヤ
6位「SPECIALZ」King Gnu
7位「唱」Ado
8位「Overdose」なとり
9位「廻廻奇譚」Eve
10位「勇者」YOASOBI

〈Global Japan Songs Excl. Japan〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した、日本を除く(excluding)世界200以上の国々における主要デジタル・プラットフォームの定額課金型(サブスクリプション)と広告支援型の公式ストリーミング、ダウンロードにそれぞれ比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。

〈Japan Songs(国別チャート)〉
日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した上記データに、各国独自の比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。現在ローンチしているのは韓国、シンガポール、インド、フランス、イギリスの5か国で、順次追加予定。

© 株式会社阪神コンテンツリンク