コインパーキング運営を持ちかけ機器購入費名目の代金など約400万円をだまし取る 元経営者の男を逮捕

コインパーキングの運営契約と称し、駐車場機器の購入費用名目で現金400万円以上をだまし取ったとして、元経営者の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、廿日市市のアルバイト従業員の男(62)です。警察によると広島市内で駐車場経営を仲介する会社を経営していた男は2019年2月、会社役員の女性に対し、コインパーキングの運営を持ち掛け、「毎月の売り上げから管理費などを除いた金額を支払う」などとウソを提案。契約の初期費用や駐車場機器の購入代金などとして、現金432万円をだまし取った疑いです。

契約締結後、男からの支払いが滞ったことから、被害者の代理人が警察に相談し、事件が発覚したということです。調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。当時男が経営していた会社は資金繰りの悪化を理由に他にも同一の駐車場を複数人に多重契約していましたが、2021年に破産しています。

警察は、同様の余罪があるとみて捜査をしています。

《2023年11月9日》

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