インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、セビージャ所属のMFイヴァン・ラキティッチの獲得を同クラブの共同オーナーであるデイヴィッド・ベッカム氏に要求しているようだ。スペイン『MARCA』が報じている。
ウルグアイ代表FWルイス・スアレスのインテル・マイアミ加入をアメリカ『ESPN』が報じたばかり。しかし、メッシはインテル・マイアミがさらに上を目指すために、元バルセロナのラキティッチを獲得するようベッカム氏に求めたという。
ラキティッチのセビージャとの現契約は2024年6月まで。スペイン『El Gol Digital』によると、セビージャ側は新しく契約を結ぶ際には給与を大幅に減らすことを望んでいるため、ラキティッチはセビージャとの契約を更新しない考えだ。そうなればインテル・マイアミはラキティッチをフリーで獲得することができる。
すでにインテル・マイアミに所属しているメッシ、ブスケツ、ジョルディ・アルバとスアレス、ラキティッチの5人は2014年から2020年までの6年間をバルセロナでともに過ごし、2014-15シーズンにはラ・リーガ、コパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を成し遂げた。
インテル・マイアミは、MLSのイースタン・カンファレンス(15クラブが参加)で14位という成績で今季を終えている。もし移籍が実現すれば、上位を目指す同クラブにとって3冠を達成した5人組は心強い戦力になる。