アルテタ監督が負傷したサカの状態と冨安の途中交代の理由を説明「いかなるリスクも負いたくなかった」

写真:冨安はアーセナルの勝利に貢献したが、前半限りでベンチに退いた ©Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のセビージャ戦で負傷交代したブカヨ・サカの状態と、冨安健洋が前半限りでベンチに下がった理由を説明した。イギリス『Evening Standard』が報じている。

この試合で1ゴール1アシストを記録し2-0の勝利に貢献したサカについては、パフォーマンスには満足しているとした上で、こう語っている。

「サッカーにおいてフィジカルコンタクトは避けられない。サカのポジションやプレースタイルを考えれば当然起こりうることだ。フィジオセラピストから、サカはプレーを続けたくないだけと聞いた。多少の不快感はあるにせよ、大丈夫だろうと思っている」

また、サカのプレースタイルによる相手DFのプレスについて、以下のように語っている。

「サカは強度の高い守備に対して慣れてきていると思う。彼のプレースタイルを考えれば、より慣れていくべきだろう」

また、前半限りで交代した冨安について、同監督は以下のように理由を説明した。

「冨安は前半の時点で少し不快感を感じていた。オレクサンドル・ジンチェンコも準備はできていたし、我々としてはいかなるリスクも負いたくなかった。正しい決断だった」

アーセナルは今回の勝利でCLグループステージ首位に浮上した。日本時間11月30日に行われるランスとの試合に勝利すれば、決勝トーナメント進出が確定する。

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