FC琉球、従来のエンブレムを継続使用 新デザインにサポータから戸惑いの声 25年シーズンまでに新エンブレム案を検討へ

 来季使用するエンブレムの変更を検討していたサッカーJ3のFC琉球は9日、従来のデザインを採用すると発表した。

 クラブ側は10月26日、創立20周年を機に新しいブランドを構築するとして、新デザインのエンブレムを発表。一方で、サポーターから「従来デザインの方がいい」と声が相次ぎ、アンケートなどで意見を集めていた。

 3日のサポーターミーティングでは、来季は従来のエンブレムを使用し、2025年からのシーズンまでにサポーターや関係者を交えて意見交換してエンブレムを決める案を検討していることを明らかにしていた。

 倉林啓士郎社長は「エンブレムは、ファン、サポーター、ステークホルダーのみなさまとも対話を重ねながら、よりオープン化した形で制作プロジェクトを再始動していく」とコメントした。

FC琉球の従来のエンブレム
FC琉球が発表していた新エンブレム

© 株式会社沖縄タイムス社