アットホームで多幸感、大橋トリオ×THE CHARM PARK

マルチプレイヤーである大橋好規のシンガーソングライターとしてのソロプロジェクト・大橋トリオ。テレビドラマやCM、映画音楽の制作やプロデュースワークでも活躍しており、映画『余命1ヶ月の花嫁』の音楽や、V6に提供した『ボク・空・キミ』で、その存在を知った人も多いだろう。

ohashiTrio&THE CHARM PARK

音大でジャズを学んだハイレベルな素養をベースに、ポップス、ロック、ソウル、ボサノヴァ、AOR、エレクトロニカ、ヒップホップまで、さまざまなジャンルの要素を取り入れた「大橋トリオ」の音楽は、映画のサウンドトラックさながら、アーティスト性を前面に打ち出さないからこその普遍性や豊かな物語力を感じさせる。

一方、THE CHARM PARKは韓国系アメリカ人のマルチプレイヤー/シンガーソングライターで、他アーティストへの楽曲提供やプロデュースワークでも才能を発揮する、大橋に続く「次世代のポップ職人」。

英語と日本語を絶妙にブレンドした歌詞、叙情的で美しいオーガニックなサウンドで、『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日)で音楽業界のクセ者が選ぶ「次に来るアーティスト」として大々的にフューチャーされたことも。

自身のシングル曲『フォー・ユー』が竹内涼真が出演するメナード・薬用ビューネのTVCMソングに使用されるなど、じわじわと評価を高めている。

■ ビルボードライブツアーをおこなう2人

THE CHARM PARKが大橋のツアーサポートを務めていることから、これまでに何度も同じステージに立ってきた2人。2022年12月におこなわれた初デュオライブでは、互いの楽曲をときにはアドリブで振りながら、次々に息のあったプレイを披露した。

ギター少年さながらのヤンチャな様子も、深いリスペクトと信頼で結ばれた2人の関係性ゆえ。心が解きほぐされてゆくようなアットホームで多幸感あふれるステージで観客を魅了した。

そんな2人が12月10日、「ビルボードライブ大阪」(大阪市北区)にてライブをおこなう。今回もそれぞれのファンはもちろん、ポップスファンなら見逃せない贅沢な一夜となることは間違いない。チケットは11月10日から発売される。

文/井口啓子

『ohashiTrio & THE CHARM PARK LIVE TOUR 2023』

日時:2023年12月3日(日)・16:00〜/19:00〜
会場:ビルボードライブ大阪(大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT B2)
料金:サービスエリア9000円、カジュアルサイド8500円

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