ジュリオ・バチスタがバジャドリーB指揮官を解任…ファーストチーム指揮官との確執が影響か

ジュリオ・バチスタがバジャドリーB指揮官を解任[写真:Getty Images]

元ブラジル代表MFのジュリオ・バチスタ氏(42)が、レアル・バジャドリー・プロメサスの指揮官を解任された。

その驚異的なフィジカル能力から“野獣”の愛称で知られたジュリオ・バチスタは、母国サンパウロでの活躍をキッカケにセビージャで欧州初上陸。その後、レアル・マドリー、アーセナル、ローマといったビッグクラブを渡り歩き、2013年にクルゼイロで母国復帰を果たし、キャリア晩年はアメリカのオーランド・シティ、ルーマニアのクルージュでプレーし、2019年に現役を引退していた。

現役引退後はブラジル代表の同僚だったロナウド氏が買収したバジャドリーのカンテラで指導者キャリアをスタートし、2021年からリザーブチームにあたるレアル・バジャドリー・プロメサス(スペイン4部)で指揮を執っていた。

なお、スペイン『アス』などの報道によると、今回の解任に関しては成績不振という観点よりも、クラブの選手に関するマネジメントへの痛烈な批判が影響した可能性が高いという。

バチスタ氏はファーストチームを率いるパウロ・ペッツォラーノ監督が公式戦の起用の有無に関わらず、自身のチームの選手を頻繁にファーストチームのトレーニングに参加させていることに対して、以前から不満を示していた。

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