【那珂川】「フクロウ神社」として知られる矢又の鷲子山上(とりのこさんしょう)神社のヤマモミジが紅葉で赤く染まり、見頃を迎えている。
心地よい日差しが降り注いだ9日は、午前中の日差しに映える「朝焼け紅葉」と呼ばれる樹齢約200年の山頂付近の木が見頃のピークで、参拝者は写真を撮り、楽しんでいた。
同神社によると、朝焼け紅葉の見頃は今週末ごろまでと例年通り。夕日に映える楼門前の「夕焼け紅葉」は例年より1週間ほど遅い色づきで、来週末ごろが見頃という。長倉樹(ながくらたてる)宮司(74)は「朝焼け紅葉は県内でも数少ないほどの大きさと赤さ。ぜひ見に来てほしい」と呼びかけている。
(問)同神社0287.92.2571。