【EL第4節まとめ】唯一4連勝のレバークーゼンが突破一番乗り! リバプール&ローマ苦杯もその他強豪は順当に勝ち点3奪取

[写真:Getty Images]

ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第4節が9日にヨーロッパ各地で行われた。

後半戦初戦となった今節ではここまで3連勝中だった優勝候補3クラブで明暗分かれる形に。

カラバフとのアウェイゲームに臨んだレバークーゼンは前半にほぼチャンスを作れない苦しい展開を強いられたが、後半に入って徐々に攻勢を強めていく。それでも、粘る相手の守備に手を焼いたが、ゴールレスドロー濃厚かに思われた後半アディショナルタイムに主砲ボニフェイスのPKによる土壇場のゴールで1-0と勝ち切り、見事に4連勝を達成。また、今節の他会場の試合結果によって2節を残して首位が確定し、グループステージ突破一番乗りとなった。

一方、トゥールーズのホームに乗り込んだリバプールはMF遠藤航ら控え選手中心のスカッドで臨むと、前半半ばと後半序盤に失点を喫して厳しい展開に。主力を投入した後半は終始押し込む展開ながら守備での緩さ、攻撃では最後の精度を欠き土壇場でのクアンサーの同点ゴールが幻に終わったこともあり、2-3の敗戦を喫した。

また、今週末に宿敵ラツィオとのデルビーを控えるローマは大幅にメンバーを入れ替えずにスラビア・プラハとのアウェイゲームに臨んだ。しかし、週末のビッグマッチに気持ちを引きずられたか、序盤からハイテンションのホームチームに圧倒される。前半は悪いなりに耐えたが、後半に2ゴールを決められると、ディバラといった切り札を投入したものの最後まで攻撃の形を作れず。0-2の完敗でリバプール同様に今季グループステージで初黒星を喫することになった。

その他の強豪クラブではフライブルク、ウェストハム、ベティス、アタランタ、スタッド・レンヌがきっちり3勝目を挙げてグループ上位をキープしている。

また、混戦のグループBでは今節共に勝利したマルセイユ(勝ち点8)とブライトン(勝ち点7)が、AEKアテネ(勝ち点4)、アヤックス(勝ち点2)に差を付けている。

■ELグループステージ第4節 結果

◆グループA
ウェストハム 1-0 オリンピアコス
フライブルク 5-0 TSC

◆グループB
アヤックス 0-2 ブライトン
AEKアテネ 0-2 マルセイユ

◆グループC
レンジャーズ 2-1 スパルタ・プラハ
ベティス 4-1 アリス・リマソール

◆グループD
スポルティング 2-1 チェンストホヴァ
アタランタ 1-0 シュトゥルム・グラーツ

◆グループE
LASK 3-0 サン=ジロワーズ
トゥールーズ 3-2 リバプール

◆グループF
スタッド・レンヌ 3-1 パナシナイコス
マッカビ・ハイファ 1-2 ビジャレアル

◆グループG
セルヴェット 2-1 シェリフ
スラビア・プラハ 2-0 ローマ

◆グループH
カラバフ 0-1 レバークーゼン
BKヘッケン 1-3 モルデ

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