NTT、May Mobility社の自動運転システム独占販売権獲得

日本電信電話株式会社(以下、NTT)は11月7日、May Mobility, Inc.,(以下、May Mobility社)のSeries Dにおけるリードインベスターとしての出資を発表した。さらに、NTTは、May Mobility社の自動運転システムの日本国内独占販売権を獲得している。

May Mobility社は、日本の交通事情にも適合する自動運転技術に強みを持ち、北米および日本の12都市において35万回以上の自動運転走行の実績を持っている。

また、NTTは、地域の交通事業者、地域住民をはじめとする、多様なステークホルダーとの連携も推進し、需要が見込まれる地域に対して、自動運転サービスの社会実装を進めていくという。特に、同社は、トヨタ自動車株式会社と今後の自動運転に関する車両の提供を含む取り組みにおいても連携を深めていく予定だ。

くわえて、同社は、交通課題を抱える複数の地方自治体との協働を通じて、まずは、コミュニティバスによるサービス提供に取り組み、その後、自動運転車両をさまざまな車種に拡大していくという。同事業の展開・拡大にあたっては、車両、自動運転システム、通信ネットワーク、遠隔監視など、自動運転サービス普及の仕組みをNTTグループから提供する体制を構築する。

さらに、同社は、地域のステークホルダーとの綿密なコミュニケーションを図りながら、自動運転サービスの社会受容性の向上に寄与し、より安心・安全な自動運転サービスを提供。移動そのもののDXである自動運転サービスの提供に、これまで培ってきた地域密着の課題解決力を組み合わせる。これにより、地域における交通課題の解決だけではなく、地域経済や健康・福祉などさまざまな領域で抱える社会課題の解決に貢献していくと述べている。

(出典:NTT西日本 Webサイトより)

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