帰って来たよ!沖縄の離島フェア 24日、セルラー那覇で開幕 食堂ブースで自慢のメニューも

 沖縄県内の離島市町村が特産品や伝統芸能などをPRする「離島フェア2023」(主催・同実行委員会)が24~26日の3日間、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開かれる。新型コロナの影響で過去3年間はオンラインや店舗販売が続いており、従来の規模でのリアル開催は4年ぶり。「帰って来たよ!離島フェア」のキャッチフレーズも打ち出し、来場を呼びかけている。

 メインとなる特産品の展示即売会には、82事業者が出店し、674品目の商品を販売する予定。食堂ブースでは各離島自慢のメニューが味わえるほか、泡盛の試飲ができるブースも設ける。そのほか特設ステージもあり、青年会などによる伝統芸能のステージも予定されている。

 自家用車での来場者向けに、那覇軍港を駐車場として開放し、会場を結ぶシャトルバスを運行する。

 実行委員長の宮里哲座間味村長らは9日、沖縄タイムス社を訪れ、開催をPRした。宮里委員長は「4年ぶりのリアル開催で、コロナ前を超える来場者16万人を目指したい。多くの方に喜んでいただき、離島のことを知ってもらいたい」と話した。

 開場時間は午前10時~午後7時(24日は午前9時半から開会式、26日は午後6時まで)。問い合わせは実行委、電話098(963)8191。(政経部・仲村時宇ラ)

離島フェアへの来場を呼びかける、離島フェア実行委員長の宮里哲座間味村長(中央)ら=9日、那覇市の沖縄タイムス社

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