シルバースラッガー賞の受賞者発表 大谷は2年ぶり2度目の受賞

日本時間11月10日、各ポジションで最高の攻撃力を見せた選手を表彰するシルバースラッガー賞の受賞者が発表され、ア・リーグの指名打者部門では大谷翔平(エンゼルス)が2年ぶり2度目の受賞となった。先週の時点でファイナリストが発表されており、受賞者はMLB各球団の監督・コーチの投票によって決定。なお、昨季からユーティリティ部門が新設されたのに加え、今季からはチーム部門の表彰も始まり、ア・リーグはレンジャーズ、ナ・リーグはブレーブスが選ばれた。

大谷はメジャー6年目の今季、135試合に出場して打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066を記録。自身初の打率3割をマークしたほか、アジア人選手として初めてMLBの本塁打王に輝き、出塁率(.412)はリーグトップ、長打率(.654)とOPSはメジャートップの数字を残すなど、文句なしのシルバースラッガー賞となった。

日本人選手では鈴木誠也(カブス)もファイナリスト入りしていたが、こちらは受賞ならず。メジャー2年目の今季は後半戦にOPS.938と調子を上げ、シーズントータルでは138試合に出場して打率.285、20本塁打、74打点、6盗塁、OPS.842をマークした。

2023年シーズンのシルバースラッガー賞の受賞者は以下の通り。

◆ア・リーグ
捕手:アドリー・ラッチマン(オリオールズ)初
一塁手:ヤンディ・ディアス(レイズ)初
二塁手:マーカス・セミエン(レンジャーズ)2年ぶり2度目
三塁手:ラファエル・デバース(レッドソックス)2年ぶり2度目
遊撃手:コリー・シーガー(レンジャーズ)6年ぶり3度目
外野手:カイル・タッカー(アストロズ)初
外野手:フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)2年連続2度目
外野手:ルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)初
指名打者:大谷翔平(エンゼルス)2年ぶり2度目
ユーティリティ:ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)初
チーム:レンジャーズ

◆ナ・リーグ
捕手:ウィリアム・コントレラス(ブリュワーズ)初
一塁手:マット・オルソン(ブレーブス)初
二塁手:ルイス・アライズ(マーリンズ)2年連続2度目
三塁手:オースティン・ライリー(ブレーブス)2年ぶり2度目
遊撃手:フランシスコ・リンドーア(メッツ)5年ぶり3度目
外野手:ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)3年ぶり3度目
外野手:ムーキー・ベッツ(ドジャース)2年連続6度目
外野手:フアン・ソト(パドレス)4年連続4度目
指名打者:ブライス・ハーパー(フィリーズ)2年ぶり3度目
ユーティリティ:コディ・ベリンジャー(カブス)4年ぶり2度目
チーム:ブレーブス

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