インフルエンザ患者急増 基本的感染対策呼びかけ

 栃木県内では、インフルエンザの感染者の数が増加し、県は今月(11月)2日に注意報を出しましたが、宇都宮市内の医療機関でも先月(10月)から患者が急増していて、医師は、手洗いやうがいなど基本的な感染症対策を呼びかけています。

 宇都宮市宝木本町の松本医院には、今月(11月)に入ってインフルエンザの予防接種をする人が毎日訪れています。

 宇都宮市医師会の会長で松本医院の松本国彦院長は、インフルエンザの患者は例年より早く増え始め、10月半ばごろからは幼児や小学生などを中心に患者が急増していると話します。

 松本院長は、「インフルエンザのいつもの年の流行はこれからで、今年の冬は厳しい状況になりそうだ」と予測します。

 「インフルエンザは、かからないことが一番。そのためには、手洗いやうがいを小まめにすることやマスクの適切な着用も大切」と基本的な対策を呼びかけています。
 
 さらに、休養を取ることも効果があり、十分な睡眠をとり免疫力を上げることが予防につながるとアドバイスしています。

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