日光産ブランド米「しゃりまんてん」パッケージリニューアル

 地元産の米のブランドを強化する事業の一環として日光市は9日、「JAかみつが」が販売する日光産の米のパッケージをリニューアルすると発表しました。

 日光市の粉川昭一市長は9日に開いた臨時の記者会見で、日光産ブランドのコシヒカリ「しゃりまんてん」のパッケージを12年ぶりにリニューアルしたと発表しました。日光市は、地元の希少米だった「しゃりまんてん」のブランド力の向上と販路拡大を目指してJAかみつがなどと今年(2023年)9月26日にコメを低温で管理する倉庫や精米施設を完成させるなど力を入れてきました。

 そして今回、パッケージデザインを世界遺産や日光連山からの清流の恵みで育まれた米であることを「太陽」、「鳥居」、「山」のアイコンでシンボリックに表現したデザインに刷新し、認知度の向上を目指します。JAかみつがによりますと、今年度(2023年度)の販売量は去年(2022年)より2千キログラム多い1万8千キログラムを目指すということです。

 新しいパッケージのものは、JAの日光市内の直売所で販売されます。また、ふるさと納税の返礼品としても取り寄せることができるということです。

 このほか、9日は日光市が東京の渋谷駅で1月下旬に行った観光誘致用のプロモーション動画が「広告電通賞」の銀賞を受賞したことが発表されました。

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